そんなカメラで大丈夫か? 迷ったら2.8mmレンズを選ぶべき理由

/

「一番いいのを頼む。」

と、言いたい防犯カメラ設備ではありますが、かかるコスト(価格)も大事な所。そこで、損をしないため、どの機能に注意して選ぶポイントかを整理致しました。

防犯カメラのレンズに書かれている「◯◯mm」というのは、焦点距離(カメラが映せる範囲)のことです。

ここで覚えておいてほしい超重要なルールは1つだけ。

  • 数字が小さいほど、広範囲(ワイド)に映る!

つまり、数字が一番小さい「2.8mm」は、最も広い視野(画角)を持ったレンズということになります。

2.8mm、3.6mm、8mmの映り方の違い

レンズのミリ数が変わると、見え方は以下のように劇的に変わります。

レンズ(焦点距離)水平画角(目安)特徴と得意なシーン
2.8mm約100°〜110°超広角。 自宅の玄関、駐車場、店舗全体、オフィスなど、広く見渡したい場所に最適。
3.6mm約75°〜85°標準的。 2.8mmより少しズームされる。特定の通路や、少し離れたゴミ置き場などを狙う場合。
8.0mm約35°〜40°望遠気味。 レジの手元、マンションのエントランスで顔やナンバープレートをピンポイントで判別したい場合。

2.8mmが「一番いい」と言える3つの理由

なぜ2.8mmが最強の装備なのか。その理由は3つあります。

① 圧倒的な視野の広さ(死角をなくす)

2.8mmレンズの視野角は、水平に約100°〜110°あります。 これは人間の片目の視野よりも広く、カメラ1台で部屋の隅から隅まで、あるいは駐車場の端から端までをカバーできます。せっかくカメラをつけたのに「死角から侵入された」という絶望を防げます。

② カメラのほぼ真下も映る

数字が大きいレンズ(望遠気味のレンズ)だと、カメラの真下や左右の壁際が映りません。2.8mmなら、カメラのすぐ足元まで映るため、犯人に「カメラの真下をくぐり抜けて壊される」リスクを減らせます。

③ 「全体の流れ」が把握できる

万が一トラブルが起きた際、「誰が、どこから入ってきて、どっちへ逃げたか」という一連の流れを1台の映像で追いやすくなります。

ただし!こんな時は「大丈夫じゃない」ケースも

万能に見える2.8mmですが、ゲームの最強武器にも弱点があるように、例外があります。

2.8mmは「広く映る分、遠くのものが小さく映る」という特性があります。

  • レジでお札の種類(千円札か一万円札か)をハッキリ識別したい
  • 数メートル先の車のナンバープレートを特定したい
  • 長くて狭い廊下の奥までピンポイントで見たい

こういう「特定のモノをドアップで捉えたい」という目的がある場合だけは、2.8mmだと「大丈夫だ、問題ない」とは言えなくなります。その場合は4mmや6mm、あるいはズームができるレンズを選びましょう。

まとめ

一般的な自宅の玄関、ガレージ、店舗の全体監視、オフィスなどのセキュリティであれば、2.8mmを選んでおけば間違いありません。 まさに「一番いい選択肢」です。

スペック表の「ミリ数」をチェックして、自信を持って2.8mmをカゴに入れましょう。

神様から「そんなカメラで大丈夫か?」と聞かれても、 「大丈夫だ、問題ない。2.8mmだからな」とドヤ顔で答えられるはずです。

【救済】3.6mmのカメラを購入した方には、写したい所から距離を取る”設置場所”を変えてみてください。そうすると、より広い範囲を撮影できるようになり、2.8mmで無くても撮影できるようになります。